2022年になりましたね、あけましておめでとうございます。もう12日ですけども。
毎年1月の頭には、前年に書いた記事を振り返り、今年はどうしようかなぁって感じの事をしてるつもりだったんですが……えー、2021年 (2020年分) はやってなかったようですね。Twitterでやったのかしらん?
2019年の振り返りは2020年の頭にやってたみたいなんですが。
まぁせっかくなんで、2020年からやっておきましょう。
【2020年にアップした記事】
[03/08] ソ連のレシプロ"可変"翼機 を追加
2020年最初はコレだったようですね。ISとRKの2つの面白可変翼戦闘機 (と言っていいのか) の記事でした。不明点はいくつかオミットしたり等したのですが、程よいサイズにまとまった気がします。これくらいの記事をポンポンと書いていければよいのですが。
量も内容もなかなかいい感じに出来た記事だと今でも思います。
[04/12] 記事種:ソ連の製造番号解読 を追加
これは記事としてはまだ未完の記事種枠で、継続して今も調査・更新中ですが、一応上げておきましょう。1記事分以上の文字量と時間がかかってるので。
ソ連機のシリアルナンバーの規則について調べ、工場単位でまとめてるというやつですね。それだけだと微妙なので、工場についての説明も添えてます。いつに何を生産してたとか、何か特筆すべきことがあれば、そういうものを。
結構な時間を掛けており、個人的に結構楽しい内容なんですが、イマイチ不人気でちょっと悲しい。まぁシリアルから分かるバッチ番号とか、よほど考証に凝った模型製作とかにしか役に立たないですからね……日本機やドイツ機とかなら凝ったところも分かる人が居るでしょうけど、ソ連機じゃあ……(私は大いに喜びます)。
[08/08] ソ連のガンカメラ事情 を追加
これはfc2ブログ時代に書いたものを、このHPにお引っ越しした記事ですね。引っ越し記事と言っても、調べ直しの上ほとんど書き直したりなどしたので、ほぼ新規のようなものですけど。
内容としては、戦前から戦後くらいまで使われたPAU-22がメインで、それに戦後使われたS-13というガンカメラについても添えた感じです。後者はあまり情報が手元にないのですが、名前だけでも書いて置けば道しるべになるかなと。分かる範囲でちょっとだけ書いてます。
他の記事と比べてだいぶ中身は薄いんですが、日本語では書いてある書籍や記事もなかなかないので、価値はあるかと。
[12/12] ソ連戦闘機と風防のはなし を追加
タイトル通り、ソ連の戦闘機の風防について。具体的には、密閉型風防への移行と、風防緊急投機装置の実装、そしてパイロットが風防を閉じて戦うようにするための品質改善や教育面の試みの話ですね。
日本語はもちろん、英語とかでもこういう解説記事は無いんじゃないでしょうか。我ながら頑張りましたよ。ええ。ここ数年では結構力を入れた記事の一つでしたね。
というわけで、2020年は新規記事3件と、引っ越しが1件でした。この年は結構頑張ってますね。情報量が多い記事もあるので、そんな感じがします。
なお2019年の振り返りでは
「来年はちょっと小規模の記事、あと入門記事的な記事を書いていこうと考えています。倍以上は上げていければなと……思います。」
と書いており、これは全く守れてないんですが……まぁ成果良ければすべて良しとしましょう。趣味ですしね。うん。
じゃあ続いて2021年を見てみますか……。
【2021年にアップした記事】
[05/04] ソ連のMustang Mk.IとP-51 を追加
5月にやっと最初の記事が出来上がるという、なかなかのスロースタート。久しぶりのレンドリース機シリーズで、英国から送られたMustang Mk.Iと回収したP-51についての記事でしたね。ソ連で使われていた意外な機体の一つって感じになるんでしょうか。
珍しくソ連以外の機体についてちょいと調べて書いたので、面白かったですね。
前々から気にしていた『北欧空戦史』の撃墜主張の話も出来たので、色々と良い感じの記事になったかなと。
[06/02] BLOG:WW2ソ連空モノ映画あるってよ を追加
これは記事でなく、久しぶりのBlog投稿ですね。時事的なやつだったので、記事ではなくこちらにしました。
デヴィヤタエフ氏の脱出劇とリディア氏の映画がTwitterで流れてきた……んだったかしら?とりあえず周知のため書いてみた感じです。Twitterだとちと長くなりそうだったのと、Blogで書けばサーチエンジンで引っかかりやすいかなと。
どちらも国内で観れたらいいですけど……。
[08/13] ソ連の混合動力機【VRDK編】 を追加
2つ目の新記事は、VRDKについてまとめたもの。元々はもうちょっとコンパクトになるつもりだったんですが、色々と情報が手に入ってしまい、結構な大作になってしまった。終わってみればソ連でのジェット機開発の話から、I-250やI-107以外のVRDK計画機たちの話までひとまとまりに出来たので、これはこれで良かったのかなと。日本語でここまで書いたものも、書籍含め今のところ他に無いでしょうし。
今のところツッコミは観測していないのですが、ジェット関連には疎いため、変な事を書いてないか今も心配……指摘等お待ちしてます。
[8月後半] 夏季休暇児童赤色空軍情報通信相談 (2021夏) を実施
突発企画、みんなから質問を募って答えてみようの巻。急にどうしたんでしょうね。いや、経緯はまとめページの冒頭の通りなんですが。
想像の数倍の質問が来たので、結構嬉しい一方なかなか苦しいものも。まぁ思ったことなどはまとめの通りなので、ここで書かなくてもいいですね。
[10/23] 蔵書コーナー:In Actionシリーズ (Early MiG Fighters・DB-3/Il-4) を追加
久しぶりの蔵書コーナーの更新を挟んでましたね。元々海軍航空隊に譲渡されたHampdenの記事を書くために、関連するDB-3Tについて調べるために読んでたんですが、いい機会なので更新した次第。他のシリーズも早めに追加したいですね。
[12/31] 「LaGG-3とSeriesのカンケイ」を追加
2021年の終わりも終わり、12月31日の11時57分とかに書き終えて公開した3つ目の新記事。学生のレポート提出じゃないんだから……そんなギリギリまでやらんでも。
内容としては、「LaGG-3といえばSeries XXって付くけど、あれは何か」って言うのをつらつらと書いてる記事です。各Seriesについてもまとめてます。
書きたい事は書いたんですが、ちょっと読みづらいし分かり辛そう……な気がしています。客観的にその辺が見れないので、だいぶ心配しているところ。
これも日本語は勿論、英語とかでもここまでまとめて書いてるものは無いじゃないかな~と思っているものであるんですが、どうなんでしょうね。LaGGに限らず、ソ連機の生産とかの方面に少し理解が深まるものなので、気になる人は是非とも読んで頂きたい記事の一つですね。
という訳で、2021年は新記事3件で、後は蔵書コーナーに1ページ設けたのと、企画をやってみたって感じでした。新記事は最低4つ書きたかったんですが、途中で少し書いた「ソビエト海軍航空隊のHampden」の記事が諸事情により延期になったのが痛かったですね……。資料らしい資料が1冊しかなく、そんな状況で参考になりそうな本が新たに出ると分かり、それを待つという事にしたという。年末出るって書いてたのが、今22年5月とかになっていて、こりゃまた困ったなぁという顔をしています。本当に出るのかこの本
もう一つ、Twitterで度々ツイしてた特務航空連隊──テストパイロットの実戦投入の話も書いてたんですが、思ったより時間がかかってたので、これもちと延期に。ぶっちゃけてしまうと、モチベが下がったのもありまして……はい。
今年は書き上げられればなぁと思います。
さて、2021年までを振り返って、2022年はどうしようかという話ですが、うーん。
とりあえず記事を書くと言うのは継続、最低3、可能なら4つは上げたいですね。先述の通り、いくつかは書く予定が立ってるので、それらと他に何か思いつけばいいかなぁと。他には、蔵書コーナーの拡充などもする予定。
そして2022年は、このHP以外の活動もちょっと力を入れたいなと思ってます。
具体的には、Wikipediaやそれに類するサービスにおけるソ連機関連ページの更新ですかね。前々から考えてるんですが、やはりライト層が最初にソ連機について調べた時に目にするのはこの辺りで、現状それらの殆どのページはあまり良い状態と言えないと感じているので、出来る範囲でちょっと質を高めたいと。
中々本や記事が出ない第二次大戦期のソ連機ですが、やっぱり大元は人が少ない=需要が低いことがネックであり、人が増えない原因の中には情報へのアクセスがちと難しいとか、興味を持つほどの情報が得辛いとか、そういったものがあるんではないかと思うんですよね。結局面白くないと誰も調べようとか知ろうと思わないですから。
なのでライト層、新規の人たちが目にしやすいところを少しでも整備して、人が増えやすいような土壌を整える手伝いがしたいなぁと。まぁこれをやったからと言って、人が増え、界隈が形成されるほど賑わい、ソ連機の本や記事がたくさん出るようになる……といった事になるとは決して思いませんけど、少なくとも今の状態は良くないので……。一人でも人が増える導線が出来ればいいなくらいの感じでやってく所存です。
まぁどのページを更新したみたいなことは公表するつもりもないので、ひっそりやっていきます。どっか何か書いたくらいはツイートすると思いますけど。Twitterは自分の日記帳なのでね。
あとは……長らく放置してるレガシーメディア、フロッピーディスクとかのコンテンツも、余裕があれば何か書きたいなと思ってるくらいですかね。まぁどうせこれやる!と言っても、モチベが無いと出来ないので、どうなるか分かりませんが。
まぁそんな感じで、振り返りと2022年の目標的なものでした。
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