記事種:戦中ソ連の機上レーダー


ソ連にも機上レーダーはあります。

 

はい、記事タイトルを見て首を傾げた方、そうでない方もこんにちは、こんばんは。

ソ連にも機上レーダーはあるんです。


大事なことなので2回書きました。あるんですよ。

知恵袋には「ソ連にレーダーの開発なんて無理」と書かれたり、どこかのサイトのアネクドートもどきには「戦後になってレーダーの存在を知った国がある。ソビエトだ」なんてやつが書かれていたこともありますが(レーダーというとRUS-2とか有名だと思うんですけどね)、ちゃんと開発し運用していました。

 

あまり多くの情報を得られてはいませんが、現時点の情報を少し書きまとめておこうかと思います。

 

詳細は追えていないので量は少ないですが、現時点で分かっていることを書いておきます。

 

 

ソ連には少なくとも一つの実用機上レーダーが運用されていた。これは≪Gneiss-2≫(露:Гнейс-2)という名のもので、1942年の初めには試作モデルが作られており、試験が実施されている。Gneiss(もしくはGneisとも)は片麻岩の意であるらしいが、この命名にどういう意図があるのかなどは不明。(情報求)

性能としては300~3,500mのレーダー探知圏内にいる航空機を検出可能であったらしい。

試験をパスした≪Gneiss-2≫は、15機程のPe-2及びPe-3に搭載され、モスクワやスターリングラードなどの都市にて実戦試験が行われた。

1943年2月から5月にかけて行われた、第2親衛防空戦闘航空軍団(2 GvIAK PVO, 元7 IAK PVO)による試験の結果、≪Gneiss-2≫は1943年6月16日の国防委員会の決定により制式に採用される運びとなった。1944年末までに230基以上が生産されたという。

≪Gneiss-2M≫という改良型も開発され、こちらは航空機だけでなく艦船の検出も可能であった。海軍にて運用されたという。

他には≪NSP≫なる機上レーダーも開発されていたが、≪Gneiss-2≫と比べあまり進歩が無かったらしく開発中止となっている。

 

 

以上が未整理ながら書き並べたソ連の機上レーダーの情報についてです。

実はもうちょっと情報は手元に書きまとめているのですが、訳が不確かであったりするので一旦保留としておきます。もう少し調べて記事にするときに出そうかと。

 

では記事の種「戦中ソ連の機上レーダー」については以上です。

モチベが高まり次第調査を再開します。


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まだ用意してないです

 

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